日本メディアの中のモンゴル
相撲と草原のほかに何がある? 「モンゴルといえば何を思い浮かべますか?」と日本人に尋ねてみると、こんな答えが返ってくることが多い。相撲、朝青龍、白鵬、草原、スーホの白い馬、星空、マンホールチルドレン……。「ウランバートル…
相撲と草原のほかに何がある? 「モンゴルといえば何を思い浮かべますか?」と日本人に尋ねてみると、こんな答えが返ってくることが多い。相撲、朝青龍、白鵬、草原、スーホの白い馬、星空、マンホールチルドレン……。「ウランバートル…
発行:PDAA MONGOL LCC/編集制作:大西夏奈子、惠良司
私が相撲に興味を持つようになったのは、あるモンゴルの遊牧民少年との出会いがきっかけでした。 2016年夏、「わんぱく相撲全国大会」の実行委員会の方と縁ができて大会を見学させてもらえることになりました。都道府県大会を勝ち抜…
アジアスーパーグリッドは実現する? 2011年3月11日の東北大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故後、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏が提唱したアジアスーパーグリッド(ASG)構想。日本・モンゴル・中国・韓国…
「農業を支援し、農家の所得向上に貢献する」ことを理念としてきたファームドゥ株式会社。自身も農家の生まれである岩井雅之社長が群馬で1994年に創業した同社は、今年で25周年を迎えた。 現在はファームドゥホールディングス(本…
ニッポンには人を大切にする”ホワイト企業”がまだまだ残っている……。連載『こんな会社で働きたい!』第27回は、農産品の直売所や”半農半電”の取り組み…
Mongolian Economy(2018年3月発行)に掲載 「蒙古班プロジェクト」とは? モンゴルを発展させる産業とは一体何なのか? これまで散々議論されてきたこのテーマに、新しい選択肢が加わった。“AI(人工知能…
モンゴルの友人家族と一緒にゴビへ車で向かっていたときに、面白いしきたりを目撃しました。 草原を走り続けて2日目、同じ車に相乗りしていたおばあさんが「ここで車をとめて! 私が生まれたところなのよ」と突然さけびました。車がと…
モンゴルは旧正月なので、元旦が毎年変わります。2018年は2月16日だそうです。 年末年始にモンゴルへ行くと、12月25日をすぎても街はクリスマスの飾りつけでいっぱい。 斬新なツリー! クリスマス本番の12月31日は、昼…
Mongolian Economy(2017年12月発行)に掲載 「第5回インベストモンゴリア 2017」が11月24日に東京市ヶ谷のJICA地球ひろばで開催され、日本、モンゴル、欧米など各国から37人のスピーカーと28…
「Mongolian Economy 日本モンゴル外交樹立45周年記念号」(2017年10月発行)に掲載 日本とモンゴルの国交樹立を語る上で欠かせない人物の一人が、花田麿公(まろひと)元駐モンゴル大使(1999〜2002…
ウランバートル市内を、17歳のローヤくんとオユカちゃんと3人で歩いていたときのことです。 狭い道の真ん中に1本の柱があり、ローヤとオユカは柱の左側を、私は逆に右側を通ってよけようとしました。 するとふたりから「そっちはだ…
Mongolian Economy(2017年10月号)寄稿記事に加筆しています 日本人とモンゴル人は、そもそも違いすぎる 「モンゴルの何が魅力なの?」と人からもし尋ねられたら、「大草原も星空も素晴らしいけれど一番興味深…
モンゴルで外を歩いていると、突然人から握手を求められることがあります。 相手が友人でも初対面の人でも関係なく、ただぎゅっと握られるのです。 最初のうちは奇妙でしたが、人と自分の足が誤ってぶつかったときにお詫びを示すサイン…
* この記事は、モンゴルの経済誌「Mongolian Economy」(2017年9月発行)に寄稿した記事を和訳したものです。 インターネットで簡単に情報を得られるようになったこともあり、日本で出版される本の年間売上額は…
Mongolian Economy(2017年6月発行)に掲載 モンゴルツーリズムにとって待望の夏がやってくる! モンゴル政府は2020年までに観光客数を年間100万人にするという目標を掲げていますが、The World…
Mongolian Economy(2017年5月発行)に掲載 2017年4月5〜6日、東京ビッグサイトで「ファッションワールド東京2017」という日本最大のファッション展示会が開催されました。世界38か国から890の会…
Mongolian Economy(2017年4月発行)に掲載 ファームドゥ株式会社の岩井雅之社長は、日本の農業に流通革命をもたらし、農家の所得向上に貢献してきたパイオニアです。その岩井社長がいまモンゴルで20億円以上を…
Mongolian Economy(2017年1月発行)に掲載 「モンゴル人といえば、だれを思い浮かべますか?」 私が100人の日本人に質問してみたら、41人が「元横綱・朝青龍」、37人が「横綱・白鵬」、1…
2001年の夏、モンゴル南西部のゴビアルタイ県へ車でむかう道中で、山の上の遊牧民宅に泊めてもらいました。 夜空には、光る砂つぶのような星が地平線までびっしり……! 空を二分して伸びるのは、白い天の川(ゴビの人は「天の縫い…
Mongolian Economy(2016年11月発行)に掲載 新内閣発足から約100日後にあたる2016年10月12〜15日、新首相エルデネバト氏は初の外遊先として日本を訪れました。10月13日に東京で…
草原の上のゲルは、まさに「ぽつん」です。 ゲルの中はまるい空間で、しきりはありません。 ゲルの外はそれこそまるくて、どこまでも遮るものがありません。
ウランバートルのゲル地区在住の友人ターニャの家に泊めてもらったときのことです。 ある晩、生まれて間もない赤ちゃんが激しい夜泣きを始めました。 どんなにあやしても泣きやむ気配がありません……。 するとターニャはキッチンへ行…
モンゴル国には約300万人が暮らしていますが もしそれを100人に縮めると どうなるのでしょう。 100人のうち 51人が女性です 49人が男性です 56人が29歳以下です 44人が30歳以上です 65歳以上の人は4人い…
イギリスEU離脱のニュースが世界中に衝撃を与えています。イギリスはどこへ向かうのか、初の離脱国を出したEUはここから結束を強められるのか、世界にどれほどの影響が及ぶのか、目が離せません。 奇しくもこのタイミングで、7月1…
毎月1日は、モンゴル全土でお酒を売ることも買うことも禁じられています……。 レストランに入ってもお酒は出てきません……(出したら店が営業処分になってしまう)。スーパーで、すぐ目の前に缶ビールの山があっても売ってくれません…
モンゴル語は強くはじける音とリズムがあるので、初めて聞いたときはラップのようだ!と思いました。 実際にヒップホップは大人気で、人気グループの一つがタタール。今から10年以上前に大流行した"ХАЙРЫГ ХYНДЭЛ"(ハ…
とある遊牧民のゲルを訪れたとき、面白いしきたりに出会いました。 家長はホヤガさんという50歳くらいのお父さんで、小さな孫がたくさんいました。孫はみんないい子でしたが、なぜかホヤガさんは2歳の女の子ばかりをいつも抱っこして…
夏の間、遊牧民は2時間おきに馬の乳搾りをします(朝から夜までに6〜9回)。牛に比べて馬のおっぱいは小さいので、こまめにしぼらないといけないそうです。 朝早く起きてまずお茶を飲んだら、牛の乳しぼりをして、牛と羊とヤギを放牧…
モンゴルの家庭におじゃますると、高い確率で赤ちゃんがいることが多いです。 そして高い確率で、男の赤ちゃんはパンツをはいていません。 赤ちゃんが草原で遊んだら、あっという間に土と草(と家畜のフン)まみれですが、「パンツをは…