人口約300万人なのに、ヒップホップのYouTube動画再生数が数百万回もあるモンゴル

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今朝のJ-wave「Across the sky」に『ヒップホップ・モンゴリア』著者の島村一平さん(文化人類学者)がゲストとして出演されていました。SKY-HIさんによるアジアのラップを紹介するコーナーです。今週に続き、来週8月8日(日)にも同番組に出演予定だそうです。

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「ビックリすることに、人口300万人ぐらいの国なのにヒップホップのYouTube動画再生数が数百万回もある」と島村さんが仰っていたように、モンゴルではヒップホップが大人気です。島村さんいわく「モンゴルには韻踏みが発達したカルチャーがある」。中央ユーラシアのかつて遊牧民と呼ばれた人たちが暮らしていた草原地帯には、伝統的な吟遊詩人が存在し、頭で韻をふみながら歌うそうです。「モンゴルではことわざも祝い言葉も呪いお言葉も韻をふんでいる」!

番組内で、エスニックヒップホップの名曲「トゥーノット」という2018年発表の曲が流れていました。タイトルは「天窓(ゲルの天井の中央にあいている窓)の下で暮らす者たち」という意味で、自分たちのルーツを確認するようなメッセージがこめられています。

このMONGOLIAN HIP HOP RAP ARTISTSというグループの中にはロシアや中国にいるモンゴル系の民族も含まれ、国境を越えてモンゴルにルーツを持つアーティストたちが一緒に歌ったという意味深い曲。伝統的なホーミーとラップをミックスし、若者からも人気となりました。

私もモンゴルのヒップホップが大好きなので、今日の島村さんのお話を興味深くお聞きしました。日本の有名ラジオ番組でモンゴルのヒップホップ曲が流れるなんて興奮します!