Backstage vol.1_みんぱく「口承文芸から現代史、そしてヒップホップへ 〜モンゴルの韻踏み文化」

昨年11月末、刺激的なプロジェクトに関わらせていただきました。大阪の国立民族学博物館で開催された特別イベント「口承文芸から現代史、そしてヒップホップへ 〜モンゴルの韻踏み文化」です。

このイベントにゲスト出演するために、モンゴルから大御所俳優・歌手・演出家のソソルバラムさん、大人気ラッパーのDESANT(デサント)、モンゴル女性ラッパーの先駆者Gennie(ジェニー)が来日。本イベントを企画された島村一平先生からお話をいただき、彼らが日本に滞在する8日間、私は案内役として同行させていただきました。

初日のてんやわんやについて、「月刊望星1月号」の連載に書きました。成田空港でアーティストの皆さんをお迎えして東京駅へ向かい、そこから一気に新大阪駅まで行く予定だったのですが……(汗)。

ともあれ、大阪に無事到着!

翌日はみんぱくへ。入口でポスターを発見!

島村先生の研究室前。DESANTが見つめているポスターの写真は、気鋭のモンゴル人若手フォトグラファーのインジナーシさんによる作品です。

この日は水曜日で、みんぱくは休館日。他のお客さまがいない中、館内の展示物を島村先生が一つひとつモンゴル語で解説してくださいました。贅沢です。

大きなトーテムポールを見上げるGennie。

DESANTとGennieが興味津々で見ていたオブジェ「いのちの輪だち(Cycle of Life)」。アフリカのモザンビークの内戦終結後、人びとから回収された武器を素材に作られているそうです。「自らの意思で勇気をふるって武器を捨て、平穏な家族との時間を取り戻した人びとの生活を、武器と交換して得た自転車に乗る家族の姿で表現したもの」とのこと。

ラッパーたちが気に入っていたアフリカコーナー。

アジアのお面。人間の魂が入っているかのように、キャラクターや感情が伝わってくるのが不思議です。

こうしてみると、日本の文化って相当ユニークなのだなと気づかされます。

韓国のコーナー。

シャーマンの衣装。モンゴルコーナーもとても興味深かったです。ゲルや衣装など、現地からコツコツ調達してこられたそうです。

内装も含めて遊牧民のゲルまるごとが、ここに。

社会主義時代のモンゴルのモノ。

最後の地点に、映画「モンゴリング・ブリング」の一コマが。同映画ではGennieにスポットライトが当てられています。

この翌日にリハーサルが、翌々日にイベント本番が控えています。歌う曲の内容について打ち合わせをされているソソルバラムさんと島村先生、そして島村先生の研究室でお仕事をされているみよこさんも。

その横で休憩中のGennieとオギー。オギーはアーティストたちのサポートのために一緒に来日し、今回私のことも色々助けてくれました。これから彼らとの旅が始まります。

Backstage vol.2_みんぱく「口承文芸から現代史、そしてヒップホップへ 〜モンゴルの韻踏み文化」