在日モンゴル人は羊肉をどこで買う?

日本で暮らし始めたモンゴル人のうち、一部の人は「肉ロス」に陥るようです。モンゴルで彼らがよく食べる肉は、牛、羊、山羊、鶏。日本でも牛や鶏は入手できますが、味が違うそう。モンゴルへなかなか帰ることができない「肉ロス」の在日モンゴル人は、どのようにして羊肉を入手するのでしょうか?

答えのひとつが、ハラルフードの店(オンラインも店舗もあり)。知り合いの在日モンゴル人が買うのを見て、私も試しに購入してみました。

日本には、ハラールフードのオンラインショップがいくつも存在しているんですね。これらの店では、羊や山羊のほか、牛や鶏、魚や野菜やスパイスも売っています。肉は、骨付き/骨なし、カット/塊、脂肪あり/脂肪なしなど選択肢いろいろ。スーパーマーケットや精肉店で買うより手頃な価格で、送料は1,000円くらいでした。

一方、こちらは大久保のコリアンタウン裏道にあるハラールフードの実店舗。店員さんは皆パキスタンかインドかネパール出身者のようで、平日昼間であるにも関わらず店内は外国人客で賑わっていました。大久保はいまや、コリアンのみならず超多国籍になっています。裏道のアパートのベランダを見ていると、服の干し方が異国的で、自分が外国にいる気分になりました。

ハラール店以外でも、日本で羊肉を入手できる店は存在します。以前から私がよく名前を聞くのが「石川精肉店」。友人の南モンゴル人一家は、家族で羊肉を食べるため、石川精肉店で羊を丸一匹買って大きな冷凍庫に保存しているのだとか。また、両国駅にあるモンゴル料理店「ウランバートル」のオーナー(元力士の白馬さん)が経営する雑貨店でも、冷凍の羊肉を販売しています。

ちなみに、東京で経営するいくつかのモンゴル料理店に聞いたところ、店で提供する羊肉はニュージーランド産だそうです。モンゴル産の肉は、日本側の衛生基準の関係で、今のところ日本への輸入不可のため、日本で味わうことはできません。実際にモンゴルへ行けば、毎日ひたすら肉を食べることになります……!