モンゴルの「石炭泥棒」追求デモは11日目突入、錯綜する市民と政治家の思惑
12月4日からウランバートル市内にあるスフバータル広場で始まったデモは、11日目を迎えました。本日12月14日朝の時点で現地の気温はマイナス23度。この寒さの中、広場に寝泊まりするメンバーがいます。 デモが長引くにつれて…
12月4日からウランバートル市内にあるスフバータル広場で始まったデモは、11日目を迎えました。本日12月14日朝の時点で現地の気温はマイナス23度。この寒さの中、広場に寝泊まりするメンバーがいます。 デモが長引くにつれて…
世界各国でも報道されていますが、今モンゴルで若者を中心とした市民による抗議デモが続いています。場所は政府庁舎の目の前にあるスフバートル広場。 デモが始まったのは12月4日。きっかけは、モンゴルの石炭を政府関係者などがこっ…
10月15日からウズベキスタンのサマルカンドで、上海協力機構(SCO)の第22回首脳会議が開催されます。ここ数年、上海協力機構がミーティングを活発に開いていますが、コロナ禍だったためオンラインで行われていました。 しかし…
モンゴル人は安倍元首相のことが大好き 安倍晋三元首相が2022年7月8日午前11時頃、奈良市の大和西大寺で参議院選挙の応援演説中に銃撃を受けて逝去されました。 この惨事に対し、SNS上では連日ものすごくたくさんのモンゴル…
昨日(2022年4月7日)スフバートル広場で始まった若者たちの抗議デモが、同日深夜2時になっても白熱しています。ダンボールやプラカードに手書きのメッセージを書いて、若者たちが訴えています。 彼らが訴えている内容は、 「モ…
2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻について、連日さまざまな情報があふれています。奇しくもこの日は日本・モンゴル外交樹立50周年にあたる記念日。当日の朝は私も感慨深い気持ちになりましたが、昼にウクライナ侵…
ノモンハン事件が起きた草原のそばにあるハルハ河郡を散策。 道は舗装されていません。インフラも整っていないそうで、「水は自分で汲みに行くよ」と教えてくれた通りすがりの男の子。 女の子たちはピンク色。 モンゴルはどこに行って…
2019年夏のノモンハン旅の続きです。 ハルハ河郡に着きました。モンゴルの最東端にある、小さな古い村です。 食堂でお昼ご飯。 ゴリヤーシという羊肉の煮込み料理。 食堂の隣にある屋外キッチン。 街は舗装されていなくて、イン…
毎年冬が来るたびに、ウランバートル市で大問題になってきた大気汚染。 今年は流産が増えているという報告もあるようで気になります。 大気汚染が起きる主な原因のひとつは、ゲル地区の人々が暖をとるために練炭を燃やして出る煙が、盆…
2022年1月14日、海部俊樹元首相が逝去されたという報道がありました。91歳でした。Facebookを眺めていたら、多くのモンゴル人が「海部首相、モンゴルが困っていたときに助けてくれてありがとうございました」と感謝を述…
あけましておめでとうございます! 新年2日目の朝、東京は気温2度で寒いですが、モンゴルはマイナス30度……。日本はまだマシだと自分に言い聞かせています。 さてモンゴルでは、年末に大統領と首相から国民へ挨拶が行われました。…
前回書いたチョイバルサン市からノモンハン事件の現場(ハルハ河)まで、300kmくらいあります。モンゴル国内でもっとも平らな草原が広がるこの東部地域は遮る山がなく、ひたすら平原と空が広がっています。太平洋の湿気が来るため、…
ロシアの戦車隊と別れ、モンゴルの端っこ(右上)にあるチョイバルサン市に到着。かわいい女の子たちが出迎えてくれました。 「モンゴルのスターリン」とも呼ばれる独裁者、チョイバルサンの像。 チョイバルサンはスターリンの子分的な…
翌朝チンギス市を出たミニバスは、さらに東へと走ります。馬を乗せたトラックに追い越されました。 2時間走って、草原の休憩タイム。 手際よくガスコンロでお湯をわかし、インスタントコーヒーや紅茶を作って飲みます。 何か動物を見…
ウランバートルを出たミニバスは東へ走り続けます。この年は草が青々としてきれいでした。遠くに家畜の群れが見えます。 この岩には黄色いものがところどころついていて、これは何なのでしょう? 自然の色は美しいです。 チンギスハン…
Mongolia Today初日のつづきです。ヘリコプターの後は音楽と舞踏のコンサートへ。客席は主に欧米からの観光客でいっぱいでした。馬頭琴(モリンホール)や琴(ヤトカ)など伝統音楽の演奏が始まりました。 そういえば、大…
コロナ禍、スポーツ大国のモンゴルでは多くの人が東京オリンピックに夢中になっていたようです。とくに人気の種目は柔道とバスケ。柔道81キロ級で銀メダルを獲得したサイード・モラエイ選手も、テレビ観戦するモンゴル人たちから熱視線…
なぜ日本人が抑留されたのか 8月23日は、歴でいえば「処暑」です。連日の酷暑がやわらぎ始めるこの日、国立千鳥ケ淵戦没者墓苑で「シベリア・モンゴル抑留犠牲者追悼の集い」が開催されました。1945年8月23日、ソ連の最高司令…
コロナ感染者が急増中 モンゴルでコロナ感染者が激増しています。昨日6月25日の新規のPCR陽性者は2,271人で、最近はだいたい1日2千人強の感染者が出ています。ちなみにこれまでの累計の陽性者は10万4,900人、昨日感…
中国新聞2020年12月19日朝刊掲載
2020年はモンゴル抑留が行われてから75年目にあたる年でした。 抑留者の墓参活動を積極的に支援された元在モンゴル日本大使の花田麿公さんは、「抑留問題はまだ終わっていない」とおっしゃいます。花田さんに貴重なお話を伺い、デ…
アメリカのマイク・ポンペオ国務長官が今週来日します。同じタイミングで韓国とモンゴルにも行く予定でしたが、そちらは中止されました。「トランプ大統領が新型コロナウイルス陽性となったため、日程を短縮した」という報道が多いですが…
日本のメディアで報じられた内モンゴル(南モンゴル)の言語政策に関するニュースを時系列で羅列しています。 3/9テレ朝ニュース 習主席「民族活動の危険防がなければ」モンゴル族の抗議活動に危機感 2/16産経新聞 在留カード…
4度目のチャーター機で263人がモンゴルへ帰国 本日7月4日、成田からウランバートルへ飛んだチャーター機が無事に離陸しました。乗っているのは、新型コロナウイルスの影響でずっと帰国できずにいたモンゴル国民263人です。この…
(画像はikon.mnより) 2020年6月24日は、4年に1度の国政選挙の投票日です。モンゴル国会は一院制で、定数は76議席です。 今年出馬する候補者は606名で、13の政党と4つの連合から485名、無所属が121名で…
中国新聞2020年2月13日朝刊掲載
(写真提供:正義党) 元日本留学生達による新政党の誕生 現在日本にはモンゴル人留学生が約3000人いる。その中には「将来モンゴルで選挙に出馬して腐敗した政治を変えたい」と熱い胸のうちを語る人もいる。そんな青年達の思いが…
フォトジェニックな国 8月12〜21日に開催された「MONGOLIA TODAY」というプログラムに参加した。世界各国のフォトジャーナリストが共に旅しながらモンゴルの魅力を写真で表現し、最終日にザナバザル美術館で写真展を…
加熱する米中貿易戦争 世界の動きが凄まじい。5月5日にトランプ大統領が中国からの2000億ドル相当の輸入品に対して関税率を10%から25%に引き上げることを表明すると、報復として、5月13日に中国がアメリカからの600…
在留モンゴル人が1万人を突破 日本には何人のモンゴル人が暮らしているのだろう? 法務省「在留外国人統計」によれば、モンゴル国籍を持つ在留外国人の数は2018年6月時点で1万57人だ(ここには観光や親族訪問などが目的の短期…