イランからモンゴルへ亡命した五輪銀メダリストの柔道家モラエイ選手は、モンゴルを見捨てない

9月27日、モンゴル国のオユンエルデネ首相が東京オリンピック・パラリンピックでメダルを獲得した選手達を表彰しました。同大会で銀メダリストとなった、モンゴルでも大人気の柔道家サイード・モラエイ選手には6000万トゥグリグ(約234万円)と2部屋のアパートが授与されました。

1人のアスリートとして柔道を続けるため、命がけで出身国のイランを脱し、モンゴルへ移住したモラエイ選手。しかし最近、オリンピックを終えた彼がドイツへ移住するという噂が一部メディアで流れて話題になっていました。

「フェイクニュースを信じないで」

それに対し、本人からついにメッセージが出されました。

「数週間前、私がドイツ国籍を取得するという誤った噂がありましたが、私はモンゴル国民になれることを嬉しく思っています。このメダルをモンゴルの皆さんへ捧げます。

どうか嘘のニュースを信じないでください。私はモンゴルの皆さんのことを忘れないと約束します。私は時々ドイツに行かなければなりませんが、私の帰る国はモンゴルであり、これからもここでトレーニングします。間もなく集中トレーニングを再開し、パリのオリンピック大会の準備を始めます。

モンゴルの皆さん、いつも応援してくれてありがとうございます。私は今、自分の家に暮らすことができて幸せです」

参照:サイード・モラエイ氏「私はドイツ国民ではありません。モンゴル国民であることを嬉しく思います」