MIATが着陸すると、なぜ拍手が起きるのか?

1月のモンゴルへ来ました。昨年は成田空港で離陸ギリギリに搭乗することが多かったので、今回は教訓を活かし早めに空港へ着きました。

そんなに混んでいません。飛行機(MIAT)の出発時刻が15時30分で、私がチェックインカウンターに着いたのが13時過ぎ。チェックインまでの待ち時間は20分くらいでした。

この人の荷物の超過料金はいくらだろう!?  中に何が入っているのだろう、と興味津々。

免税店に着いた時点で14時。いつも立ち寄るAKIHABARAという店は激混みで、中国人観光客が多かったです。日本国内で在庫僅少になっているインスタントフィルムカメラのチェキも売っていました。外国人にも人気が高いそうです。

私の目当てはROYALの生チョコレート。モンゴル人にお土産を渡すなら、男性は日本産ウイスキー、女性は生チョコレート、が最近の自分の定番です。

免税店での買い物を終え、MIATの搭乗口の方へ歩いていく途中で、ずっとやってみたかった300円のマッサージチェアに初めて座りました。早めに来ればこんなこともできるのか……と10分間を堪能。

紫色のかたまりは、昨夏ウランバートルで購入したデールのデザインのダウンコートです。当時モンゴルへ行く時に成田空港の手荷物検査で家から持参したジャケットを取り戻し忘れてしまい、そのまま紛失。砂漠へ行く予定があり夜は冷え込むので、新たにウランバートルで2万円くらいで購入したのでした。日本では大袈裟すぎて着られませんが、今回ようやく出番が。

マッサージチェアの最中、モンゴル軍で働く友人から「サントリーのウイスキーを買ってきてほしい、お金は後で払うから」とメッセージが。まだ間に合いそうなので免税店へ引き返して購入。

そうこうしているうちに15時15分になってしまい、結局長距離を走ることに! この図で見ると近く感じますが実際は68番までかなり遠いです。

なんとか間に合い、朝から何も食べていなかったので売店で買った食べ物を座って食べていると……「Hi!」と声をかけられました。MIATで働いているカザフ人の友人でした。彼女は30歳になる前にMIATへ中途入社し、ウランバートル市内のアパートで一人暮らししています。かつて私が冗談で「中途でMIATに入れるなんてすごいよ、お父さんが国会議員なんじゃないの?」とからかったら、「うん、親戚が国会議員なの」と言われました。

機内には強烈な西日が差していました。16時に離陸。

座席は7〜8割が埋まっていました。昨年12月上旬に私が購入したチケットはJTBのサイトで往復7万1000円。これがほぼ最安値で、買うのがもっと遅かったり帰国日をずらしたりしたら10〜13万円に。夏季のような値段です。

出発! MIATに限らず、飛行機がエイヤッと離陸する瞬間はなぜか感動します。

機内サービス。いつもビールを頼むのをやめてワインにしました。

美味しかったです。

隣に座っていた若い女の子、離陸するやいなやノートを取り出し、スマホの写真を見ながら模写をしていました。デザインの学校に通う学生で、お父さんが日本人でお母さんがモンゴル人だそうです。とても上手な絵で将来が楽しみです。

まぶしい太陽。

以前MIATの機内で、最近引退されたばかりの東龍関と隣の席になったことがあります。東龍さんが、クマの絵がついた小さな手提げを目の前の取手にちょこんとひっかけていたのを鮮明に覚えているのですが、奥さまの持ち物だったのかご本人のものだったのか……。熱心にヒップホップの動画を見ていたので「誰の歌を聴いているんですか」と伺ったら、「Gurvan buduun hunを時々聴きますね」とおっしゃいました。直訳すると三人の太っちょ、という感じでしょうか?

しかし私の座席の前の取手は取れていました(笑)。

飛行中、「本飛行機には機内Wi-fiサービスがあります」とアナウンスがあり、目の前にあるQRコードで繋げてみると、

手持ちのスマホで映画が見られるようです。

興味深かったのが、飛行ルートの表記。以前大韓航空に乗った時に竹島を「独島」と表記していましたが、MIATでも「Dokdo」なんですね。

突然「ウイン〜ウイン〜」という鈍く大きな音がし始め、機体に何か異変か!?と驚いて周囲を見渡したところ、

前の席のモンゴル人男性が髭剃りしていました。

そして飛行機は無事チンギスハン空港に到着。すると座席から「パチパチパチ……!」と優しい拍手が自然と湧き起こったのです。そういえば以前もMIATが着陸した瞬間に拍手が起きたことが何度かありました。他の航空会社の飛行機でも拍手が起きるものでしょうか?

荷物が出てくるまで長かったです。受け取ったスースケーツは、ひんやり!

迎えの車に乗りました。11年目の中古プリウスで、運転手の男性は「俺はもうトヨタしか愛せない」とのこと。「見て! 前を走ってるあの車もあの車もプリウスでしょ、燃費がいいんだから! ベンツなんてダメだよ」と運転手さん。

モンゴルっぽい馬の飾り。写真では見えないのですが、大気汚染のスモーク効果で、対向車線を走る車の真上に光の柱が立っていました。

ソウル通りのイルミネーション。「素敵でしょ、日本にはこういうのある?」と運転手さんが自慢げに言います。

冬に来るのが久しぶりなので忘れていましたが、夏と違ってこんなに暗いんですね。最近は17時半に日が沈み、朝時半に日が昇るそうです。そして運転手さんいわく「30年前からウランバートルに住んでいるけど、ここ数日に降った雪が一番すごいよ」。確かに山も家の屋根も真っ白。とはいえ、歩道に積もっているのは5センチ前後くらいでしょうか。

今回の拠点。夏は友人宅にいつも泊めてもらいますが、今回は真冬。移動するのに便利なのでイフ・デルグール(国立デパート)のすぐそばにあるアパートを1泊20ドルで借りました。気温はマイナス29度。家主にお金を払ったら手持ちのキャッシュがゼロになり、とにかく今日は寝ることにしました。現地滞在中、頻繁に投稿を更新していきたいと思います。