モンゴル力士も多数来場したGWの「ハワリンバヤル2023」

5月4・5日は毎年恒例のハワリンバヤル(モンゴル春祭り)が練馬区光が丘公園で開催されました。両日ともカンカン照りの夏日に!

私は2日目に参加。すこし見てまわったら帰ろうと思い、昼前に到着したら。。。

ステージ上で伊藤麻衣子さんがオルティンドーを歌っていらっしゃいました。

↑今年のステージのタイムテーブルです。

仲良くしている新宿の「モリンホール」に挨拶へ。昨年は提供中止だった生ビールの販売が復活していたので、料理長のテグシ君に差し入れを。

屋根付きテントの中とはいえ、調理場はめちゃくちゃ暑い! ここで美味しいホーショールを揚げていました。

コーラをありがとう!

ところで今年のハワリンバヤル、モンゴル料理関連の出店だけで30店くらいあり驚きました。都内のモンゴル料理店はもちろん、有志で料理店を出しているグループもあったようです。実際に最近、都内でのモンゴル料理店の出店が増えている気がします。

「アラルモンゴル」の左の陽気な男性は、あちこちの料理店を訪れて楽しそうにおしゃべり。

両国駅の「ウランバートル」オーナーの元力士・白馬さん、この日がお誕生日だったそうです。祝!

血圧をはかりました。

子どもたちに読み聞かせをするミニゲル。

デールを着ておしゃれしているモンゴル人も多かったです。

こちらは私の友人ウリハン(内モンゴル出身)によるモンゴル文字教室。彼女のお父さんはモンゴル文字のアートや絵画を描く画家で、彼女の旦那さんの津江太陽さんも素晴らしい才能を持った画家です。最近みんな忙しくて会えていませんが、去年はウリハンと太陽さんとボロルマーとガンバーとモリンホールでよく飲みました。

ウリハン先生、かっこいい!

カメラマンの清水哲朗さん発見。このあと一緒に会場をまわりました。プロの清水さんと一緒にいると、どういう位置から撮影するのかなど、見ていてとても勉強になります。

芝生ではモンゴル相撲のトーナメント戦が白熱。出場している選手たちは在日モンゴル人ですが、みんな相撲の衣装をモンゴルから持参して来ているのでしょうか?

力士たちも観戦していました。左から豊昇龍関、東龍関、照ノ富士関。

豊昇龍関が試合の勝者に帽子をかぶせるために立っています。

中野エリアにある「ノガラ」というコントーション教室の先生と生徒さん。すごい……!

舞台で熱唱していた男性。歌手ではなさそうです。歌い終わったら、パートナーの女性を舞台上にあげて……。

プロポーズ!

パチパチパチ!

モンゴル人デザイナーのファッションショー!

昨年モンゴルでブームを巻き起こした沖縄出身「チャカランド」のチャカともさん。今年はハワリンバヤルを見に来ていたそうですが、突然舞台に上げられ飛び入りで歌うことに。

そしてYoung Mo’G登場。個人的に今もっとも気になるラッパーです。

観客席の最前列には、

芝生から移動してきた関取たち。太陽が照りつけてかなり暑そうでしたが楽しそう!

千代翔馬関、北青鵬関、豊昇龍関。

このあと横綱照ノ富士関の挨拶がありました。

鳥取城北高校相撲部のふたり。

光が丘公園は緑が多く、みんなシートを広げてホーショールを食べたり、ビールを飲んだり、のんびりくつろいでいました。まるでモンゴルの草原ピクニック!

これはシャガイ(羊のくるぶしの骨)の的に、シャガイを投げて当てるゲームをしているところ。難しい競技で、ちゃんとプロがいるそうです。

日本で働いたり、学校に行ったりしている若者たち。ハワリンバヤルは貴重な憩いの時間。

『まんぷくモンゴル!公邸料理人、大草原で肉を食らう』を刊行されたばかりの鈴木裕子さんのブースへ遊びに行きました。在モンゴル日本大使館で公邸料理人をしていたときの経験をもとに、モンゴルの大地と生命と調理と「おいしい!」の本を書き上げた著者の鈴木裕子さん。モンゴルでも昨年、野菜を使った和食レシピを紹介する本を出版されたばかりで、「食の喜び」を伝えるパワーがすごいです。写真は裕子さんと担当編集者の方。

清水哲朗さん、私、ハワリンバヤル実行委員会に欠かせない存在の酒井直子さん、荒井幸康先生。

荒井先生とチャツァルガン味のかき氷。実は5年前くらいのハワリンバヤルで私は荒井先生にバッタリお会いして羊肉の串焼きをご馳走になり、次回ここでお会いしたら何かお返しを!と思っていたので念願叶いました。荒井先生がかつてJB Pressに寄稿されていた記事を私は愛読していました。ぜひまた書いていただきたいです。

コロナ最中のおとなしいハワリンバヤルを経て、今年からは無事に生ビールも飲めるようになり、モンゴルから人気ラッパーたちも駆けつけ、関取たちもたくさん来場し、最高のお祭り時間でした。日本人もモンゴル人もみんな嬉しそうでしたね〜!

炎天下でビールを飲みながら歩いていたので、酔いがあっという間にまわり、腕は真っ黒に。ここに来ればモンゴル関係者の方々と次々会えるので、どんどん楽しくなっちゃいます。また来年も素晴らしい祭りができるといいですね!

実行委員会のみなさん、今年もありがとうございました!