鳥越FMアズーリでご紹介したPLAYTIME出演アーティストのプレイリスト

鳥越FMアズーリのMC涼花さんの番組「言の葉 音の花」に出演させていただき、この夏に訪れたモンゴルのお話をしました。

前半のPLAYTIMEの話題で写真をご覧いただいたアーティストのMVをご紹介します!

KA「Rules」

強い気持ちと独特の哲学を持ち、モンゴルの若者たちから支持されているKA。次にどんなものを作り出すのかワクワクさせてくれる存在であり面白い友人です。このMVはゴールデン街で撮ったみたいです。

Mo「Summer night」(Official lyric video)

ソロデビューして間もないMoは才能豊かな気鋭のシンガーソングライター。彼がこの夏に出した新曲のリリックビデオ(歌詞を載せたシンプルなMV)の中で砂漠を歩いているのは、写真家のインジナーシと私です。

私はこの映像が作られていたことを知らなかったので、公開されたのを見て驚きました。昨年夏に映画「シャル・ゲゲー」の撮影現場を砂漠で取材していたとき、チームにいたガントゥムルがひそかに動画を撮っていたらしく、空の色がこの歌に合うからとMoのために作った映像だそうです。

歌詞の内容は、愛する人を失ってしまった男性が夏の静寂の中で呆然としながらも、空の星や遠くに見える雨雲に抱かれるように存在している……という切ないもの。和訳したものを載せます。

サマーナイト

テレビもラジオもスマホもない
耳をなくしたかのような静寂
飽きることのない夏の永遠
夜空にぶら下がる星々の光よ
どこに行けばいいのかを思い出させて
夏の思い出
君は僕が生きる理由のすべてだった
サマーナイト
しばらくの間だけ眠ってしまおう
サマーナイト
世界の半分が闇に包まれるだろう
やさしい風は夏の歌とともに旅立つ
月の輝きが幸せを呼び起こす
風に吹かれる雲とともにどこへでも移ろおう
やがて灰色の霧になり大地に溶けゆくよ
夏の思い出
君は僕が生きる理由のすべてだった
サマーナイト
しばらくの間だけ眠ってしまおう
サマーナイト
世界の半分が闇に包まれるだろう

NaraBara「Full Performance at Jinshanling | NaraBara Live」

馬頭琴や口琴などモンゴルの伝統音楽と現代的な空気感をミックスさせ、ユニークな存在感を見せているナラバラ。「彼らを生で見たい!」という夢を叶えるため、日本からモンゴルへ初渡航してPLAYTIMEに参加した楽しい日本人女性二人組ともライブ中に知り合いました!

月ぬ美しゃ/いやささグルーヴ(三線がーる稲嶺幸乃)

沖縄からやってきた稲嶺幸乃さんはモンゴルの夜空を沖縄の空気に染めました。コラボ出演したHARIKUYAMAKU DUBさんが翌日ソロでプレイしたDJも大自然と溶け合って最高でした!

森を抜けたら MV /ベーソンズ Through the woods/ THE BASSONS

ダースレイダーさんのラップを生で初めて見たのですが、合間に挟まれるMCも楽しくてどんどん惹き込まれ、途中で別のステージを見に行く予定だったことも忘れて最後まで見入ってしまいました。ご自身の壮絶な人生経験が、歌や語りに魅力として滲み出ているんだと思います。

TOE「Goodbye」

日本のみならず海外にファンを多く持つTOE。今回のPLAYTIMEを見に行くモンゴルの若者たちに事前に「一番見たいアーティストは?」と尋ねたところ、多くの人から「TOE」という回答がありました。実際にライブは素晴らしくて(音源より生演奏で聴く方がすごかった!)、妥協しないで歩み続けてきたアーティストという印象を私は強く受けました。

The Royal Heartache「6 × 6」

本ブログの別記事でご紹介したこともある人気急上昇中のグループ。PLAYTIMEでもお客さんが後ろの方までぎっしりで、一番人気のこの曲では「エモ」になって泣き出す人もいました。人口350万人くらいのモンゴルで、半年前に公開されたこのYouTubeの再生回数が1100万回超え!は凄まじいです。