生まれた場所で3回まわると健康でいられる
モンゴルの友人家族と一緒にゴビへ車で向かっていたときに、面白いしきたりを目撃しました。 草原を走り続けて2日目、同じ車に相乗りしていたおばあさんが「ここで車をとめて! 私が生まれたところなのよ」と突然さけびました。車がと…
モンゴルの友人家族と一緒にゴビへ車で向かっていたときに、面白いしきたりを目撃しました。 草原を走り続けて2日目、同じ車に相乗りしていたおばあさんが「ここで車をとめて! 私が生まれたところなのよ」と突然さけびました。車がと…
モンゴルは旧正月なので、元旦が毎年変わります。2018年は2月16日だそうです。 年末年始にモンゴルへ行くと、12月25日をすぎても街はクリスマスの飾りつけでいっぱい。 斬新なツリー! クリスマス本番の12月31日は、昼…
ウランバートル市内を、17歳のローヤくんとオユカちゃんと3人で歩いていたときのことです。 狭い道の真ん中に1本の柱があり、ローヤとオユカは柱の左側を、私は逆に右側を通ってよけようとしました。 するとふたりから「そっちはだ…
Mongolian Economy(2017年10月号)寄稿記事に加筆しています 日本人とモンゴル人は、そもそも違いすぎる 「モンゴルの何が魅力なの?」と人からもし尋ねられたら、「大草原も星空も素晴らしいけれど一番興味深…
モンゴルで外を歩いていると、突然人から握手を求められることがあります。 相手が友人でも初対面の人でも関係なく、ただぎゅっと握られるのです。 最初のうちは奇妙でしたが、人と自分の足が誤ってぶつかったときにお詫びを示すサイン…
* この記事は、モンゴルの経済誌「Mongolian Economy」(2017年9月発行)に寄稿した記事を和訳したものです。 インターネットで簡単に情報を得られるようになったこともあり、日本で出版される本の年間売上額は…
Mongolian Economy(2017年5月発行)に掲載 2017年4月5〜6日、東京ビッグサイトで「ファッションワールド東京2017」という日本最大のファッション展示会が開催されました。世界38か国から890の会…
Mongolian Economy(2017年1月発行)に掲載 「モンゴル人といえば、だれを思い浮かべますか?」 私が100人の日本人に質問してみたら、41人が「元横綱・朝青龍」、37人が「横綱・白鵬」、1…
2001年の夏、モンゴル南西部のゴビアルタイ県へ車でむかう道中で、山の上の遊牧民宅に泊めてもらいました。 夜空には、光る砂つぶのような星が地平線までびっしり……! 空を二分して伸びるのは、白い天の川(ゴビの人は「天の縫い…
草原の上のゲルは、まさに「ぽつん」です。 ゲルの中はまるい空間で、しきりはありません。 ゲルの外はそれこそまるくて、どこまでも遮るものがありません。
ウランバートルのゲル地区在住の友人ターニャの家に泊めてもらったときのことです。 ある晩、生まれて間もない赤ちゃんが激しい夜泣きを始めました。 どんなにあやしても泣きやむ気配がありません……。 するとターニャはキッチンへ行…
モンゴル語は強くはじける音とリズムがあるので、初めて聞いたときはラップのようだ!と思いました。 実際にヒップホップは大人気で、人気グループの一つがタタール。今から10年以上前に大流行した"ХАЙРЫГ ХYНДЭЛ"(ハ…
とある遊牧民のゲルを訪れたとき、面白いしきたりに出会いました。 家長はホヤガさんという50歳くらいのお父さんで、小さな孫がたくさんいました。孫はみんないい子でしたが、なぜかホヤガさんは2歳の女の子ばかりをいつも抱っこして…
夏の間、遊牧民は2時間おきに馬の乳搾りをします(朝から夜までに6〜9回)。牛に比べて馬のおっぱいは小さいので、こまめにしぼらないといけないそうです。 朝早く起きてまずお茶を飲んだら、牛の乳しぼりをして、牛と羊とヤギを放牧…
モンゴルの家庭におじゃますると、高い確率で赤ちゃんがいることが多いです。 そして高い確率で、男の赤ちゃんはパンツをはいていません。 赤ちゃんが草原で遊んだら、あっという間に土と草(と家畜のフン)まみれですが、「パンツをは…
写真左の赤ちゃんの鼻が黒いのは、魔よけのおまじないです。 モンゴルでは日が暮れたあと悪魔が出ると信じられているので、夜間に外出するとき、お母さんが赤ちゃんの鼻に炭をぬりつけて悪魔から守ります。
モンゴルの首都ウランバートルでは、大量のマンホールにスマイルマークがペンキで描かれています。2015年の夏に数えたら60個以上ありました。 これらは美術学校の生徒たちのアート作品だそうです。「モンゴルでは誰でも自由に絵を…