11月17日夜、あっこゴリラさんの人気番組「SONAR MUSIC」(J-wave) に文化人類学者の島村一平先生がゲスト出演されていました。選曲かっこいいですね〜、最高でした。番組内で流れた曲をここに一気載せします!(各曲の解説は主に番組内の島村先生のコメントよりいただきました)
NENE ” Sugar mama”
コロナ禍に登場してきた若き女性ラッパーNENE。Sugar mamaはママ活の意味。NENEは大学の心理学科に通っている学生さんだそうです。
Rumino “Parist 2-ulaa bolzono! ft. Ankhmaa”
パリに二人でデートしよう!という曲。
Pacrap “Give Me Justice”
コロナウイルスに対する政府の政策を批判する曲。
Tatar “Busdiin hairiig hundel”
番組内ではイントロ部分である坂本龍一さんの「ラスト・エンペラー」のみ流れていました(動画だと00:40あたりからになります)。
Quiza “Hiimoriin san”
Hiimoriin sanとはチベット仏教のお経の意味。男性の運気を上げるためのお経を茶化して、ロックとかポップスじゃダメ、ヒップホップじゃないと運気上がらないぞー!という曲だそうです。2007年。
Ginjin & Mrs M – Biye Daa (Sergen Mand)
女性ラッパーのMrs.Mは、スカートを決して履かず、常にサングラス姿なのだそうです。目を覚ませ、自立せよ!という曲。
NMN “JONON tsahilbaa”
遺伝子工学を大学で専攻していた女性ラッパーのNMN。馬頭琴のグループとコラボして、天城越え並みに一途な恋愛を綴った「火花」という曲だそうです。
thunder z ”Er hun shig er hun bai”
モンゴル国立大学でITを専攻する現役学生ラッパー。男らしくあれ、という反DVの曲。身体的なマッチョではなく、身近な母親やパートナーに対して優しく接していこうよ、というメッセージ。
島村先生のおかげで、メジャーな番組にてモンゴルのヒップホップがいくつも流れることが嬉しすぎます!
ライムスター宇多丸さんの「アフター6ジャンクション」にご出演されたときのプレイリストも↓