8月半ばに「遊牧民(Nuudchin)フェスティバル」へ行きました。場所はナライハ近郊の草原です。
このフェスティバルではモンゴルの21県から遊牧民たちの代表が集まり、地元のゲルや衣装や踊りを見せ合います。2日間にわたって行われ、草原でキャンプして泊まる人も。私と友人たちは初日に日帰りで行きました。
ロシアに国境を接する北のフブスグル県のテント。トナカイ遊牧民のツァータンのもの。
会場全体の地図。
各県のゲルが並ぶほか、食べ物や土産物を販売するブースが数々出店。
中央には踊りや歌を披露するためのメインステージが設けられていました。
ちょうどモンゴル西部のバヤンウルギー県の踊りが行われていたところ。
カザフスタンの隣にあるバヤンウルギー県にはカザフ族も暮らしていて、彼らの民族衣装やゲルは独特の派手なデザインです。
カザフスタンの隣にあるバヤンウルギー県にはカザフ族も暮らしていて、彼らの民族衣装やゲルは独特の派手なデザインです。
ステージに見入る人たち。
ステージが終わり、休憩タイムに。
こちらでは羊の毛からフェルトを作る作業の実演。
どこの県から来ているのか……肝心なことを聞き忘れました。
バヤンウルギー県の鷹匠。
アイラグ(馬乳酒)を入れる器を売っています。
カエルなど生き物の彫刻? 何に使うのか聞き忘れました。。。
ウランバートルの街中でやたらと見かけるサングラス屋さん。モンゴル人の日常にサングラスは欠かせないアイテムです。
羊のくるぶしの骨で作るシャガイが地面に置かれていました。白色のシャガイはよく見ますが、これは色とりどりに染められています。これでゲームをしたり占いをしたりします。
地元の作りたてのアイラグ(馬乳酒)を飲ませてくれました。どこの県から来たのか、大事なことをまた聞き忘れてしまいましたが美味しかったです。
巨大な器になみなみと注いでくれました。左に座っているのはモンゴル写真界大御所のツァツァラルトさん。息子のような存在だという若手写真家インジナーシとおしゃべりしています。後ろにいるのは写真家のニャムとバトオルギル。
ツァツァさんが馬に乗る青年たちの写真を撮るため、「向こうからこっちに歩いてきてくれる?」と話しかけていました。
ツァツァさんがどんな瞬間にどうやって写真を撮るのか、見られて興味深かったです。
私たちがウランバートルを出たのが午後3時ごろ。フェスティバルに到着した時点でほぼ夕方で、西日が強烈でした。
アーロール(チーズ)をほおばっていた子ども。
ゲルに見立てた遊び場でおままごとをする子ども。
長唄を歌い、そのそばで子どもたちがシャガイ遊びをしているというパフォーマンス。
これから屠られる予定の羊が2匹、ゲルにくくりつけられていました。
太陽が沈みかけています。このときすでに夜8時半。
草原にも喫煙コーナーとゴミ箱が。
奥に見えるゲルやテントは、この日帰らない人たちの宿泊エリアです。