モンゴルの友人と家で食べる肉を買うために、ウランバートルの街中心部から少しだけ離れたところにある市場へ行きました。「ションホル」という名前だそうです。
位置はこのへんです。ゲル地区がすぐそばに見えました。
入口のあたり。
この建物の中で、オレンジ色のユニフォームを着た肉屋さん(9割が女性)がそれぞれ自分の目の前の台に肉の塊を並べて売っていました。前を通ると「うちの肉は新鮮よ!」と声をかけられます。ほとんどが牛肉の大きな塊で、馬肉も少し売っていました。
並べられている肉はこんな感じです。実はこの市場、写真を撮ろうとすると売り子の方から「ダメ!」と怒られます。唯一撮った写真がこれでした。広いワンフロアに肉屋さんが縦横に並んでいました。
建物を出たところ。道を渡って目の前の黄色い建物の中に入ると、肉以外の調味料なども売っていました。野菜屋さんもあります。モンゴル産の小さな紫色の玉ねぎ(トゥブ県ジャルガラント村で生産)の山の横に、中国産の大きな白い玉ねぎが積んでありました。
日本のパン屋さんのトラック発見。中古車がここで使われているみたいです。
足し算の式が書いてある壁。
牛肉、馬肉あわせて10kgほど購入。家に戻ったら小さめのブロックに切り分けて、冷凍庫で保存します。
市場では女性のお客さん二人が「牛肉が高すぎるわよ! 月単位でどんどん値上がりして、これじゃあ肉屋が金持ちになるばかりよ!」と怒っているのも聞きました。肉の値段が上がり家計が大変だと現地の友人たちから聞いていましたが、ある友人によれば「最近ゾド(雪害)があって家畜の数が減ったのも影響しているかもしれない」とのことでした。