モンゴルでは2月14日、男性が女性に贈りものをあげるそうです。花束、アクセサリー、チョコレート、欲しいもの何でも！
翌月3月8日は、国連が決めた国際女性デー。この日にもまた男性が女性に花束やプレゼントなどをあげるそうです。
日本で長年暮らす絵本作家のイチノロブ・ガンバータルさんは、「僕はお姉さん3人と、お母さんと、奥さん（バーサンスレン・ボロルマーさん）に贈りものを用意するから、毎年バレンタインと国際女性デーの季節は大忙しだよ！（笑）」と言っていました。
さらに6月1日。もともと子どもの日だったのが、いつの間にか子どもと母親の日になり、夫が妻に贈りものをするそうです。
ちなみに男性をお祝いする日（モンゴル軍人の日）は3月18日ですが、女性から贈りものをする習慣はあまりなく、男女皆で集まって祝うことが多いとか。
これ以外にも、誕生日、新年など、男性が女性に贈りものをする日がたくさん。モンゴルの女友達いわく、「記念日に女性へ贈りものをしない男なんて、あり得ない！ 彼が何もくれなかったら怒る！」。バレンタインデーの日、花屋の前には男たちの行列ができ、道には花束を抱えて走る男性の姿を見かけるそう。
モンゴル人の男性は、買い物袋も当たり前のように持ってくれます。実際にあったこんなエピソードがあります。
ある夫婦がザハ（市場）で買い物をしていたとき、夫が怪我をしていたので妻が買い物袋を2つ抱えて歩いていました。するとあちこちの店舗にいる男性店員たちから、「オイ、 重たい荷物を女性に持たせるなんて悪い男だね！」と何度も怒鳴られたそうです。男の人も、たいへんだ。。。
追記 モンゴルでも、女性から男性にチョコレートを贈ることもあるそうです。男女どちらからでも愛する人に想いを伝える日とのことです。
