11月2日夜、モンゴルのインフルエンサーでもある独立系ジャーナリストのジャルガルサイハン・ダムバダルジャーさんが、日本で暮らすモンゴル人留学生や日本企業に就職した若者たちと語り合うイベントが開催されました。ジャガーさんが運営する「デファクト・ガゼット新聞」は日本語でも発信しています。
ジャガーさんはモンゴル人実業家たちと共に来日中で、最終滞在日の自由時間を使ってイベントを開催。日本にいるモンゴル人の若者と会って話してみたいというご本人の意向で、大使館の協力のもと実現しました。
当日は1時間の講演(モンゴルの政治経済状況について)の後、質疑応答に。急遽開催が決まったのにもかかわらず、主に20代のモンゴル人たちが続々やってきて、活発に質問していました。質問内容はたとえば、「僕の同世代の友人たちは母国の政治に全然関心がありません。どうしたらもっと皆が関心を持つでしょうか?」「ジャガーさんは次の国政選挙に出ないんですか?」など。
ジャガーさんと一緒にこの場に駆けつけたこの方は、Aero Mongolia(アエロ・モンゴリア)のチョローンバータルCEOです。国営企業であるMIATモンゴル航空とは違い、こちらは私有企業。チョローンバータルさんは日本留学経験があり、キャラクターもオープンな方。ドラマ「VIVANT」ではアエロ・モンゴリアが撮影に全面協力していましたが、納得です。成田ーウランバートル便は現在日替わりでMIATとアエロ・モンゴリアが就航しています。
イベント終了後、ジャガーさんの新しい著書『国家の確立』に手にする参加者たち。
この本は「デファクト・ガゼット新聞」日本語版に出たジャガーさんの論考をまとめたもので、私の手元にも数冊新品がありますので、入手をご希望の方は私までお知らせください。書籍代1650円(税込)+送料実費で郵送します。
今年9月に新たに就任されたバヤルサイハン大使。2017年の「インベストオブモンゴリア」では国家開発庁長官の立場で来日され、投資家の「ワンストップサービス」についてお話しされていました。
彼女はデルゲルマー公使参事官です。新しい体制にて、在日本モンゴル大使館が動き始めています。