コロナ禍に苦しんでいたモンゴルの感染者数がようやく落ち着いてきたようです。日本同様、まだ安心はできないですが……。
今年は、年末恒例の新年パーティーを開催する企業もけっこうあるようで、大規模なパーティーの写真をSNSでちらほら見かけます。男性も女性もドレスアップして、これぞモンゴル人ですよね!
間もなくやってくる2022年は、日本とモンゴルの国交樹立50周年にあたります。
ついこの前まで敵国同士だった両国が、今ではさまざまな分野で仲良く交流することが叶っています。これはひとえに、大きなリスクを追いながら外交交渉にあたったり、政治や文化やスポーツやビジネス面で良い関係を築く努力を重ね、それを実らせてきた先輩方のおかげだと思います。
「モンゴルは親日国」と言われることも当たり前になりました。私なんかはその恩恵を大いに受けている1人です。モンゴルへ自由に行くことができたり、現地へ行けば日本人というだけでモンゴルの人たちが親切にしてくれたり。
では次の50年、両国関係はどうなっていくでしょうか? 世界情勢が激しく揺れ動く今、日本とモンゴルが強い絆を保ち続けることがとても重要になると思います。
尊敬する花田麿公元大使が、「国と国の外交も、1人と1人のお付き合いから始まる」とおっしゃっていました。日本とモンゴルの架け橋となって交流したり、活動をしている方が両国にたくさんいらっしゃいますが、さまざまな橋がさらに太く、さらに多く架かっていくことを私も願います。
素晴らしい2022年になりますように。みなさま、よいお年をお迎えください!
以下は4年前のモンゴルでの年越しの様子。来年こそは、こんな日常が戻りますように!