2015年1月末、モンゴルはお祝いムードに包まれました! 国の人口がついに300万人を突破したのです。
300万人目の赤ちゃんは、1月24日に南ゴビ県のダランザドガドで生まれた女の子。父ハタンボルドさんと母アズザヤさんの間に生まれたこの赤ちゃんは「モンゴルジン」と名づけられ、多くのメディアが取材に訪れました。「モンゴルジン」とは「モンゴルらしい人」という意味で、両親とエルベクドルジ大統領が相談して命名したそうです。
モンゴルジンちゃんには国からお祝いとしてアパートが贈られ、同じ日に生まれた181人の赤ちゃん全員には300万トゥグリグ(当時の換算で約18万7500円相当)が贈られました。
300万人という数は、茨城県民の296万9770人(2010年国勢調査)とほぼ同じです。モンゴルの国土は日本の約4倍ありますが、人口は日本の約42分の1。
モンゴルの人口密度は1平方キロメートルあたり1.9人で、世界で最も密度が低い国のひとつです。ちなみに日本は1平方キロメートルあたり337.77人です。
モンゴル国の人口は、1963年に100万人に、1988年に200万人に達していました。
※ 2017年5月末現在で304万人を超えています。