ノモンハン旅2/ウランバートル上空をヘリコプターで飛ぶ

「Mongolia Today2019」チームのバスはウランバートル南部の草地で停車。そして轟音とともに、ヘリコプターが降りてきました。

サプライズとはこのことで、「ヘリコプターに乗って上空からウランバートル市を撮影します」と聞いて私の心臓はバクバクでした。高所が苦手だからです(笑)。

でもこんなチャンスきっと二度とありません。中に乗り込むと耳が張り裂けそうな爆音で、急いでヘッドフォンを装着。パイロットに促され、頑丈なシートベルトを肩と腰に巻きつけて体を座席に固定させました。

実はこの直前、私はものすごくトイレに行きたくて困っていました。東京であればあちこちにトイレがありますが、ウランバートルは少ないのです。するとトルコ人のエミンから「あっちの草むらなら隠れられるよ!」と嬉しいアドバイスをもらい、超特急で走って行って腰ほどある草むらに入りました。

しかし本当の問題はその後でした。急に脚全体が熱くほてり、尋常ではない痒みが止まらないのです。ただ事ではないと思いながら、まな板の上の鯉状態で空へと飛んでいきました……。

ヘリはゆらゆら不安定で、地面に近づいたり空に近づいたり左右にすぐ傾きます。写真家たちはカメラを構え、上空からウランバートルを撮ることに集中。

火力発電所を横切り、

ゲル地区に近づいて、

カラフルな屋根がたくさん。

20分くらい飛んだら、旧チンギスハン国際空港の上。

格納庫。

地上に戻ってきました!

誰もいない滑走路。

さあ、街に帰ろう〜!

空港の中。これから入国する人たちが、預けた荷物が出てくるのを待っています。

空港の外に出ました。

モンゴル人のド派手なファッションを見るのも好きです。

というわけで、この草には要注意です! 丸一日、派手にかぶれます(涙)。

<以下へつづく>

音楽と舞踏と会食、ウランバートルの夜は更ける