今日モンゴルでは、地域によってはマイナス41度に達するという予報が出ているようです。ウランバートルに暮らす自転車乗りのソド君に「こんな日はさすがに自転車に乗れないよね?」と聞いたら、「今乗ってるよ!」と返事が。そのとき彼は雪が数センチ積もったスフバートル広場をマウンテンバイクで走っていて、漕ぎながら撮った動画をすぐ私に送ってくれました。いろいろと衝撃です。
そのことがきっかけで数年前、東京で大雪が降った朝のことを思い出しました。当時私は原宿に住んでいて、早朝に雪が積もっているのを見ようとアパートの外に出たのでした。
すると20メートルくらい前方に、ママチャリに乗って新聞配達をしている男性を発見。すでに10センチくらい積もっていて、空からもみぞれ混じりの雪が降り続けているにもかかわらず、その男性は傘もささず(野球帽を被っていた)自転車を漕いでいたのです。足をさっと振り上げていちいち豪快に自転車に飛び乗る様子がモンゴル人っぽく見え、「サエンバエンノー?」と後ろから声をかけてみたところ「サエン!」との返事が。新聞奨学生をしながら学校に通う20代前半のモンゴル人の若者でした。
モンゴル人の身体は一体どういう作りになっているのでしょうか? あるいは肉体的な問題ではなく精神的な問題なのか……!?